こんにちはtomojanです!
今回は山登りなどのアウトドアで使用しているタープについて書いていきたいと思います。
まずはタープってなによ?と言う話
タープと言えば思い浮かべるのは、キャンプ場などでテントの前に作られた屋根的存在。
屋根を作り、日射しや雨等を防ぎご飯作ったり中間とワイワイする為に便利なアイテムですね。
そんなテントのオプション的なタープですが、今回はタープだけで寝泊まりする話を少し書きたいと思います。
タープは基本、山用とキャンプ用に別れています。
キャンプ用タープは大型で専用ポールがあったり、素材も分厚く出来ていますので快適感が違ってくる。
山登り用タープは当然ですが、キャンプ用とは違い持って歩かなければいけないので、重量とサイズが重要になってきます。
tomojanが持っているタープのサイズは二人用で267×260cm程で重量は300グラム程度。
一人用で145×280程で重量は280グラム程度(張り方で2人可能)
登山用になると後者の145×280の長方形サイズがメジャーです
このように登山用タープは非常にコンパクトで軽くなっていますね。
最近は【ウルトラライト】や【ファストパッキング】などが注目の登山スタイルになってきています。
- ウルトラライト
トレッキング、登山思考。 - ファストパッキング
トレラン思考。
に、分けられるのかな?と勝手に思っています。
tomojanは山を走りませんのでウルトラライトな山歩きになります。
今まで50~70リットルの大型ザックを担ぎ歩いていたtomojanですが、腰椎分離滑り症と言う腰に爆弾が発動。
縦走や重い荷物禁止令が発令されました。
まさにドクターストップ!
最初はショックでしたが、好きな山登りは這ってでも行くぞ!と色々と試行錯誤した結果、ある程度の休憩と荷物の軽量化で歩くことができました。
ウルトラライトやファストパッキングの入り口は違えど、軽さがもたらす効果でもあるのかな。
限られた道具と知識を駆使して
少しでも遠くへ
体の負担を減らし自然を楽しむ。
この考えは自ずとtomojanのスタイルになったわけですね。
タープと言うのは今まで持ち歩いていたテントの代わりになりました、勿論エマージェンシーのツェルトの代わりにもなります。
しかし、テントで出来ていた事や快適感が少しなくなりますので
以下のような工夫が必要になります。
【立てる形状を頭で考えておく】
- これは何度もタープ使い、覚えておく事で現地での順応性が格段に向上します。
【タープはペグが全て】
- 地面にペグを打たない場合もありますが、基本ペグがしっかり打てていないとタープが張れません。
ペグを打てる又は打ちやすい地面も覚えておきましょう。
【タープを立てる場所を選ぶ】
- タープは風や雨の影響を直接受けます。
出来るだけ風を受けない安全な場所に立てましょう。
稜線上のテント場より、谷沿いが危険な場合もあります、入り口に風上を持ってこないように常に意識を。
雨も溜まると酷い事になりますから、適度な斜面で水捌けが良い地面を探す。
一般的に
砂利混じりの地面や腐葉土の上は水捌けがよく、土や泥まじり(赤土)は水捌けが悪いです。
【専用の細引き、ガイラインを用意しておこう】
- タープはガイラインを用いて設営します、適切なガイラインを前もって数本用意していると現地で困りません。ガイラインの長さはポールの1.4倍程度と言われてますので基準にお考えください。
参考までにtomojanのガイラインの長さ
ストック(ポール)が135センチまで伸びるので189㎝必要、ストックの先端から45度の角度で2本だしますから少し長めの400㎝を2本持っています。
一本で使う時は400㎝のガイラインになりますのでペグを打てない時の汎用性に繋がります。
他にも1mの細引きを4本持っています。
ペグが打てない場合に石や、大木で四隅をペグをダウンするため。その他にはタイアウト全てにストックの先端が入るループを作っている。
一瞬でストックの位置を変えて、タープの形状を変える工夫です。まとめると
ガイライン4m×2、細引き1m×4。
【やっぱり苦手、虫や動物対策】
- 一般的にテントと違いメッシュがありません。テントのフライシートで寝ているみたいなものですから、虫が苦手な人は対策が必要。
と、言っても耐えるか耐えれないかの話になります。これで耐えれない人はテントをオススメします。
メッシュやインナーとか増え出したら重量も見た目も良くわからなくなります。対策としては長袖長ズボンである程度の刺され系は防げます、蚊取り線香は昆虫類に効きますので効果あり。
短パン半袖、サンダルは見た目はカッコいいですが、内情は刺されまくりで発狂しています。(それでも好きだからできるのでしょう)
【次に動物対策です】
- これはテントサイト等では危険は少ないのですが事情がありビバーク中は注意が必要になります。食事類は匂いを出さないように密封した方が良いです、野生の動物は驚くべき嗅覚です。目立つ音やラジオは場合によっては消した方が良い。
- え?っとビックリしたかとは思います、熊等の脅威になる動物に対して危険な出会い頭の遭遇を回避する意味では効果はありそうだが、就寝時は逆に興味を持たせてしまい自分の場所に寄らせてしまう可能性があります。
人間だけでしょうね怖くて大声あげたりするのは。
虫や動物でさえ強いものに対しては完全にステルスしています。自然の中に入るとは、強い存在に悟られず隠れる事だと思います。
長くなりましたがタープを張るコツはこんな感じ。
やはりツェルト同様、日頃から使い練習するのが一番ですね!
最後に実際にタープを張ってみますね
タープは
SEA TO SUMMIT(シートゥーサミット)のナノタープポンチョ。
名前の通りにポンチョにもタープにもたる優れものです、実際にはポンチョとして使うのは稀ですが考えは好きです。
ストックを2本使い入り口を上げ、後方も少し持ち上げ空間と風の流れを作ってます、一人用のタープですが大人2人が横になれます。
横から
開放的な空間と片側は風に強くなっている、眠る意外にも快適に使える形です。
近くにテント場が無くても、公園の端や河川敷をお借りしての練習になります。
注意※各県により違いますので確認の上迷惑にならぬよう利用してください。
テントとはまた違った楽しみがあるタープ、使えば使うほど上達する感覚は最高に楽しく確実に自分のスキルになります!
タープ推進委員会のtomojanでした。
うそうそ(笑)
ま、tomojan同様に重い荷物が持てないのよ!って方にも歩く励みになりまっす。
好きなことを長くできますよーに♪