ども、tomojanです
今回はSONYの軽量フルサイズ一眼のレンズについて書きたいと思います。
持った瞬間、軽っ!の一言。
「軽量」 「フルサイズセンサー」 「値段も手が出しやすい」 と3拍子揃ったSONYのミラーレス一眼αシリーズですが、その軽量ボディに標準ズームレンズを買い足しました。
購入したレンズはVario-Tessar T* FE 24-70mm F4ZA(SEL2470Z)です。
このレンズは全域でF4の開放F値が変動しない、通しレンズですね。
広角から標準域、中望遠をカバーできるので旅行やレンズを交換しにく居場所にはピッタリでしょう。
他の機能としては
[T*(ティースター)コーティング]
ズーム全域で周辺解像度に優れたカールツァイスの描写性能を発揮させるコーティング。それに非球面レンズ5枚、EDガラス1枚を用いた最新の光学設計により高い描写性能を発揮。
- 【光学式手ブレ補正機能搭載】
オプティカル スティディーショット
カメラの持つブレ軽減モードや手持ち夜景モードと組み合わせる事で、ISOを上げること無く高画質を維持できる。 - 【防塵防滴に配慮した設計】
ほこりや水滴の浸入を防ぐ設計を採用。アウトドアやプロユースのタフな使用にも十分耐えられる構造に仕上げている。
注意※完全防水ではなく、あくまで防塵・防滴に配慮した構造です。
- 【円形絞りの採用】
綺麗なボケ味に期待ができる。
などの機能があります。
実際にカメラに装着して使ってみました。
組み合わせは無印α7
まず驚いたのがその軽さ、ボディとレンズで900グラムの重量と言う事。
[ボディ約474g(バッテリー、メモリーカード込み)とレンズが426g]
開放F値が変動しない通しズームレンズを付けて、一キロをきっているフルサイズカメラは少ないのでは無いでしょうか。
ボディに対してレンズが少し長くなるので、多少フロントヘビーな感じもあるけど、使っていると慣れます。
ズームレンズにありがちな自重でレンズが伸びてしまう!
何て事はありませんのでご安心を。
写りは非常にコントラストが高くはっきりした写りなのが印象的でした。
特に緑色の発色が良く、風景写真が得意に思える、これはSONY(カメラ側)の色合いなのかな?
参考までに写真を少し撮ってみました!
70mm付近 f/13
24mm付近 f/5.6
35mm付近 f/4
50mm 付近 f/5.6
と、こんな感じですね。少し画像が小さく分かりにくいですがご勘弁を。
このVario-Tessar T* FE 24-70mm F4ZA
は値段がお世辞にも安くは無く、色々なレビューを見て慎重に買いました。
そのレビューの中には、ボケが汚い解像力が弱い等の話が上がってましたが、それほど気にする程では無いと思いました。
確かにズーム側の70mm付近は2線ボケが多いように思えますが、60mmまでのボケ感は個人的には良いと思いますよ。
解像力も悪くなく
- 24mm付近では解放でもsuperb(見事)
- 35mmと50mm付近では解放でgood(良好)F8まで絞るとvery good(とても良好)になる。
- 70mm付近では解放で中央になるとrather poor(かなり悪い)になりF5.6まで絞ると改善、出来ればF5.6~11まで絞りたいです。
と、逆に高画素のα7で良く解像してると思うほどですね。
周辺光量落ちは、カメラの補正ONで24mm開放で1EVと平均値で絞っても改善は弱い。
歪曲はレンズ本来で24mmの3.8%(タル型)と今時のレンズなのに・・・と正直ビックリしたがカメラ側の自動補正がONの時は、0.5%未満らしく安心した。
(補正頼りの設計なのかな?)
最近のレンズでは特化したレンズでは無いですが、F4通しズームレンズの中では軽量!ってのがポイントです。
しかし、唯一惜しむのが、値段ですよね・・・
α7にはFE 28-70mm F3.5-5.6 OSSと言うキットレンズが出ています。
このキットレンズが軽く(294g)写りも良いらしくとても迷いました。
tomojanは広角側が28mmでは無く、24mmから欲しくズームによるF値変動が苦手なのでVario-Tessar T* FE 24-70mmを選びましたが写りはどうなんでしょ!?
試したわけではありませんが、プロカメラマン以外には分からないかも知れませんね。
このレンズに価値を見い出した人にとっては優秀なレンズだと思います。