前回は登山用具であるヘッドライトについて色々と悩み、ペツルのアクティックを購入候補として選んだわけですが、ついにそのアクティックを買うことが出来ました!
アクティックは 300 ルーメンの明るさ、ミックスビームを備えています。夜間視力を維持する赤色光により、自分や周囲の人の目を眩ませることなく、視界を保ちます。リチャージャブルバッテリー『コア』が使用できます。出典アルテリアHP

アクティックの附属品は単4アルカリ電池3本と、ペツルのステッカーとアクティック本体のみ。説明書等はパッケージの裏側に書いてある。
アクティック本体の質感は同じペツルのタクティカRGBと似た感じでプラスチック!って感じですね。
変わったのはスイッチの押し具合、程よい固さでカチカチ押せるのが好印象でした。
電池は単4アルカリ電池の他に、NiMH(ニッケル水素)充電電池とリチャーブルバッテリーが使える。
もちろん【バッテリーコア】も買ったが、単3乾電池での性能をしりたいので、今回は一本900mAあるIKEAの充電電池を入れてみました😉

バッテリーケースの開閉も昔のペツルに比べ軽い力で開けれるようになった。しかし、ペツルのライトはバッテリーケースと本体との間には気密性は無く、隙間が少し空いています。
基盤部分にはパッキンがされているので、多少バッテリーに水がついても乾かせば問題ないらしいが、山のなかでは難しい?端子の錆びも心配なので、ここは直してほしいところかな。

バンド部分にはリフレクターが入っている。ナイト&トレラン用なのかな?
バンドの質感は良くあるナイロンバンドだが、厚みがあり耐久性は向上しているみたいだ。
しかし、ナイロンバンドは直ぐにベロベロになるし、強く頭に巻かないと滑りやすいと言う欠点がある。
メリットである速乾性やペイント(デザイン&カラー)そしてコストの面を差し引いても、旧モデルのティカXPやタクティカシリーズのように質感に拘らなかったのかが、疑問に思う。
使い倒したら、スペアバンドに交換かな( o´ェ`o)

バンドにはSOS用のホイッスルが付いています。
過去に友達に貸したペツルライトにもホイッスルが付いていたが、返してもらった時⋅⋅⋅⋅⋅
ホイッスル部分が異様に臭い!と、言って貸したライトをくれてやった時があった。tomojanはこのホイッスルは吹かないだろう。
救難時の吹きかたはホイッスルにも書いてある通りモールス信号。
「ぴっ、ぴっ、ぴ」「ぴー、ぴー、ぴー」「ぴっ、ぴっ、ぴっ」
アクティック照射パターンと照射時間

レビューはあくまで個人的に感じた結果なので数値は確実ではありませんので、参考までに見てください。
ライト部分は合計3個のLEDがあり、赤色、弱(5ルーメン)中(100ルーメン)強(300ルーメン)と照射できる。
照射パターンは弱は広角照射、中と強はミックスビーム。アクティックはスポット光も強く足元もバランス良く照らすため配光はすばらしい!

ランタイムは弱で260時間、中と強で60時間、赤色が60時間、赤FLASHが400時間。
一般的なヘッドライトは点灯してから30分程で明るさが下がってしまう物が多いが【バッテリーコア】を使わない場合はアクティックもスタンダードな電池持ちになってしまうのだ。

コア使用時のランタイムと照射距離

今回のハイブリッドコンセプト対応のペツル製品はどちらかと言うとバッテリーコアを使ってください!と、言っているようにも思える。
それと、乾電池時のランタイム表記?
中と強が同じ60時間って適当過ぎるでしょ(笑)
単4乾電池による照射時間と距離

実際にはどのくらい実用照射が続くのか、テスト的に点灯してみました。

-弱モード-[5ルーメン10m照射]
弱は広角照射のみで暗いけどずっと点灯している。一日位ならつけっぱなしでも消える気配無し!写真だと暗いが確かに10m程は光が飛んでいる。前の人に付いていくなど、足元を見て歩く位なら充分。

-中モード-[100ルーメン45m照射]
やはり写真では暗く感じるがかなり明るく感じる。道迷いの危険性が少ない良く歩く登山道ならナイトハイクは可能だ。タクティカRGBの強照射である120ルーメンより明るく見えた。
2~3時間ほど照射を続けてみたが、2時間45分点灯時点で「70ルーメン」位の明るさに減光されていたが充分明るい。
4時間を越えると「20~25ルーメン」程まで下がり、そのままゆっくり暗くなる。最後は5ルーメン程の明かりになりずっと付いている感じだ。
実用時間は2~3時間程と思った方が良さそうです

-強モード-[300ルーメン90m照射]
強モードの300ルーメンは充分過ぎる明るさで、足元を見ながら歩くには眩しすぎる程。分岐が不鮮明な時や、悪天候時には助かる明るさだね。流石にLEDでもライト部分が熱くなる。
1時間照射で300ルーメンから200ルーメン程まで下がり、1時30分を経過時点で100ルーメン程の明るさがある。しかし、1時間30分からは急激に暗くなり、15~20ルーメン程が長く続く。
実用照射時間は1時間30分位かな?短く感じるけど、単4電池三本で良くここまで明るく出来たなーって感じ。もはや車のライトレベル(ーдー)
強モードはブースト的な感じで使うと良いかもですね。

今回はペツルの「アクティック」を単4電池(充電電池)使用でのレビューでしたが、良くできたライトだと感じました。
まとめ(赤字は実用時間終頃の大体の明るさ)
- 弱[5ルーメン]260時間
- 中[100~70ルーメン]2.5~3時間
- 強[300~100ルーメン]1.5時間
ただ、縦走や朝登山、ナイトハイクが多い方には乾電池だと実用時間は短い気がします。バッテリーコアを使用した場合の方がやはり性能的には良いのでコアをオススメしておきますよ
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アクティックだけではなく、他のハイブリッドコンセプトタイプのライトにも言えることですが、このライトはバッテリーコアをメインで使い充電などが出来ない環境では、手に入りやすい単4乾電池も使えますよ?って感じのニュアンスの方がしっくり来る感じがします!


そうなると、やはりコアバッテリー標準装備のアクティックコアはかなりお買い得な気がする✨
次はアクティックにコアバッテリーを付けて照射時間を調べたいと思います。本当に中モードで9時間、強モードで2時間30分持つのでしょーか!?
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